今日は早朝から
オランダの中高一貫教育の学校見学へ✨

 

ここはシュタイナー教育という
オーストリアの思想家、
ルドルフ・シュタイナーの教育理念のもと、
授業が展開される学校。

 

 

 

 

 

この学校のモットーは
ズバリ、
『自分自身になる』。

 

 

はじめの説明で
この言葉を聞いただけで
早くもシビれました‼️

 

『自分自身になる』
とは、

「人は誰でも使命を持って生まれ、
 そして誰でもなりたいそれになれる」

ということを指し、

これを実現するために
子どもたちは学校で学ぶ。

 

 

これが
この学校が掲げる“ビジョン”!!!

 

 

学校のビジョンは
勝手に偉い人が決めるのではなく、
先生と生徒達が話し合って決めているそう。

 

思想家である
シュタイナーらしい教育理念です✨

 

 

ちなみに、この学校は
私立だけど入試はなく
誰でも入学できて、
なんと学費は完全無料‼️‼️


すべて税金でまかなわれる。

(こういう税金の使い方なら
 税金が高くても
 国民は喜んで払うよね・・・。)

 

 

実際の授業を
好きなようにのぞいていいとのことで
いくつか授業中の教室に
入らせていただきました!!

 

 

 

 

 

このシュタイナー教育で
興味深かったのは、

 

 

「子どもの発達にあった教育プラン」
を提供していること。

 

人は生まれてから21歳までに
カラダもココロも様々な
段階を経て成長していく。

 

その年齢によって興味・関心や
悩み・葛藤も変わってくる。

 

 

 

 

 

たとえば、
12歳と15歳では
年齢差はたったの3歳でも
興味や悩みは異なる。

 

 

12歳、日本の中学1年生に
あたる学年のテーマは、

「冒険の旅」
「自分の限界を探す」

小学校から中学に上がり、
環境がガラリと変わり
新しい世界がはじまる時。

 

そんな期待と不安の入り混じる気持ちは
まさに「冒険」の最中という心境‼️

 

それに合わせて、

授業では
主に、

大陸発見の歴史や
天文学や太陽系の話など、
冒険心をかきたてる内容を盛り込む。

 

 

そして、
中学2年になると、
心も体も成長期で不安定になりがち。

そんな時期の子ども達は
「より確実なもの」
によりどころに求める。

 

だから、
国語では文法、
生物では解剖生理や骨格、
数学は方程式など、

絶対に変わらない、
目にわかる確実なものについてを学ぶ。

 

もうこれを聞いただけで
深すぎて目がパチクリです😵

 

 

そして
中3のテーマは
「革命」です。

この時期の子ども達は、
とにかくジャッジをしたい時期。

 

これは良い、
これは悪い。

この先生は良い先生、
この先生は悪い先生。

この人は味方で
この人は敵。

という具合。

 


これを知ると、

いわゆる反抗期も理解がたやすくて、

現在17歳の私の息子に当てはめても

「これを先に知ってれば💦」
と悔やまれることが多々…。

 

で、
授業については、
歴史などで重点的に「革命」を扱う。

 

革命家の持つ、

「今のままで良くないなら
 新しいものを作るんだ!!」

という想いに強く共感できるのが
この年齢の子供たち。

 

 

だから

ジャッジする心理を上手く活用して、
良い面、悪い面の両方の側面を知り、
深く考える時間を多く持たせる。

 

 

それによって、
情報を偏りなく分析する力を養う。

 

 

そして、
世界を振り返ることで
自分を振り返る。

 

革命家の思想を知ることで
自分が今までしてきた行動などを
振り返る時間をつくる。

 

 

それが、

その子の将来の決断力につながり

「判断するものを見極める力」


「自分自身を見つめる洞察力」が
身につく

のだそう。

 

 

ほかにも
オランダ教育の基本は

「先生が答えを先に教えない」

というのが
日本とは真逆な点でした‼️

 

自分で答えを
見つける能力を養うために
先生は徹底して教えない。

 

先生がすることは、
teaching(教える)ではなく、
coaching(導く)。

 

子ども自身が考えたことをやらせて、
失敗させて、

なぜ失敗したのかを考えさせて
どうしたら成功するかを考えさせる。

 

「どんなに困難な問題も
 必ず自分で答えを
 導き出すことができる」

ということを
学習の中で何度も何度も繰り返し、
植え付ける。

 

これによって社会に出た時、
あらゆる困難にも耐えうる人間力が
身につくというわけ。

 

 

そして、
オランダの多くの学校で
コンピューター化が進む中、

この学校では極力、
コンピューターは使わず、

 

自分の「頭」と
「心」と「手」を使って
体験を通して、

 

自分がしっかりとなにかを感じながら
学ぶことを大切にしている。

 

 

授業中も自由に席を立って
友達と話したり、

教室を出て図書館に
調べ物をしに行ったり、

日本の学校の授業風景とは
えらい違い…。

 

 

それでも
オランダの子どもの学力は
世界でもかなり高いそうで、

正直、
授業内容もレベルが高すぎて

「この歳でこんなこと
考えてるの?!」

と、
私たち日本の大人は
かなり危機感を感じました💦

 

 

実際、これを知って
オランダ教育を子どもに受けさせたくて
家族でオランダ移住する日本人もいました。

 

 

さて、
この現状を知って
ただ嘆くのではなく、

日本をあきらめて
オランダに渡る以外にも

私たちが個人でも
今すぐできることって
きっとあるはず。

 

 

そんなことを一緒に考える輪を
広げたいですね😋